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退職願と内容証明


退職願を書いたものの、中々上司に渡せないという悩みを抱えている方は少なくありません。書いた退職願を渡すだけなのですが、最後の一歩を踏み出せないでいる人にはこれを解決する方法があります。

 

最近では退職願を提出しても会社側が退職願を受理しないケースも増えてきています。会社側も不況の影響で大きな経費がかかる人件費を節約するためにリストラを行い、ギリギリの状況での経営を余儀なくされてきているのです。こうした状況下では退職願を手渡ししても退職する事が難しいのですが、ちょっとした方法を使うことで解決する事ができます。

 

その方法とは内容証明を送付する事です。

 

内容証明は郵便局から送る事ができますが、これから転職しようと思っているけど人間関係がギクシャクしていて退職願を渡しづらい場合にも有効な方法です。ただし、基本的に退職願は手渡しするものだという事は忘れないで下さい。

 

それでは、内容証明の具体的な方法について説明していきます。

 

まず自分で書いた退職願を用意します。この時に注意しなければいけないのは、自分が書いた退職願がきちんと会社に届いたのかということ、どのような内容のものを届けたのかを証明する事です。

 

退職願を普通郵便で送付してしまうと、会社側には実際に届いていてもいつの間にか破棄されていて届いていないと主張されたり、予期せぬトラブルに発展する場合が考えられます。そこで、日本郵便が提供している内容証明郵便を利用するのです。内容証明郵便の特徴は送付物の内容を日本郵便が証明してくれるというものです。

 

内容証明郵便に必要な物は退職願の原本とコピーです。内容を証明しなければいけないので、封はしない様にしましょう。原本は実際に会社に届く退職願でコピーは自分と日本郵便の控えの退職願になります。

 

また、退職願を内容証明郵便で送付する場合には、自分の署名に加えて住所も記載しておくとベストです。この退職願を日本郵便の窓口に内容証明郵便で依頼すれば手続きは完了です。

 

退職願は手渡しするのが礼儀ではありますが、様々な事情で手渡し出来ない事もあると思いますので、内容証明郵便による退職願の送付方法も覚えておいて損はないでしょう。


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